バランスファンドの魅力とリスク

先生、こんにちは!
これまで株式、債券、REIT(リート)とそれぞれの資産の特徴について勉強してきたので、僕もどんな投資を目指すのか、考えてみました。

株式は国内にも海外にも成長が見込めそうな企業があるので、両方に投資して、リスクを抑えるために、債券にも投資しようと思ってるんです。
シンタくん
シンタくん、資産運用のリスク低減のコツは分散投資ということは、理解できているね。
サギン先生
はい、ファンドを選ぶのも楽しくなってきました。
ただ、どの資産(ファンド)にどれぐらい投資したらいいのかが、難しいですね。
シンタくん
そうだね。まずは、それぞれ均等に投資をして、様子を見ながら考えていくのもいいと思うよ。
サギン先生
そうですね。どんな風に違いが出てくるのかも勉強できそうです。
シンタくん
それはいい心がけだね。
長期投資を見据えて、運用成績を確認しながら、じっくり考えていけるといいね。
サギン先生
でも、僕もここまで理解するのに時間がかかりましたから、初めての投資を考えている人は分散投資って、難しいですよね。
リスクは抑えたいと思うけど・・・
シンタくん
シンタくん、いいところに気がついたね。
そんな時には、複数の資産に分散投資をするバランスファンドというのがあったよね。

バランスファンドってなんだろう?
サギン先生
そうでしたね。でも、バランスファンドと言っても佐賀銀行ホームページのリスク・リターンチャートを見ると値動きの傾向はファンドによってかなり違いますね。

リスク・リターンチャート
シンタくん
そうだよ。
バランスファンドも、各資産の構成比と運用手法によって、その性質は実にさまざまだ。
サギン先生
株式や債券、リートの組合せの比率を変えることで、リスクやリターンに差が出てくるということなんですね。
シンタくん
その通り。

組入れの考え方もいろいろあって、資産の比率を固定化したものや、最近では、市場動向に合わせて資産の比率を柔軟に変更して、リスクレベルを一定に保つように運用するバランスファンドも増えているよ。
サギン先生
バランスファンドの選択肢も増えているんですね。
シンタくん
投資をするにあたり、自分なりの投資産配分(アセットアロケーション)を考え、その配分どおりにファンドを購入することは、とても手間がかかることだよ。

また、資産配分を決めて購入した後、実際のファンドの評価額にずれが生じた場合、ファンドを売買して、元の資産配分に戻すことも必要なんだよ。

だから、そんな手間を省くためにバランスファンドを利用するのも、ひとつの選択肢だね。
サギン先生
きちんと理解して活用すれば、個人では面倒で複雑な分散投資をしてくれるバランスファンドはすごく便利ですよね。

僕もこれからの資産運用に、バランスファンドを取り入れてみようと思いました。
シンタくん
今回のまとめ
資産運用でリスクを低減するコツは分散投資ですが、初めて投資をする方に分散投資は難しいもの。そんなときは、バランスファンドを活用するのも良いでしょう。バランスファンドといっても、資産の構成比や運用手法によって、その性質は様々です。最近では、資産の比率を柔軟に変更してリスクレベルを一定に保つ仕組みのファンドが増えています。自分で分散投資を行う場合、個別のファンドを選んだり、資産配分のずれを戻したりする手間がかかりますが、そうした手間を省くためにバランスファンドを活用するのもひとつの選択肢です。

お問い合わせ・ご相談

さぎん窓口

お問い合わせ・ご相談は、お近くの窓口へご連絡ください。
来店予約やご相談受付フォームもご活用いただけます。