投資信託にかかるコストってなんだろう?その2【信託報酬】
こんにちは!サギン先生、よろしくお願いします。
突然だけど、投資信託にはコストがかかっていたこと知ってたかい。
え!そうなんですか?
前回、投資信託の購入手数料の勉強をしたけど、今回は信託報酬の話をしよう。
はい。
スポーツジムに例えると、入会金に相当するのはなんだったか覚えているかい。
投資信託の購入手数料です。
そうだね。 継続してスポーツジムを利用するためには年会費を支払うと思うけど、投資信託でそれに相当するものが"信託報酬"になるんだ。
ファンドの運用・管理の報酬として投資信託を保有しているあいだ信託財産から差し引かれていて、投資信託の運営に関わる会社
・運用会社:運用のための費用や報酬、法定資料作成費用など
・販売会社:販売の取扱、分配金・換金代金の支払事務費用など
・受託会社:資産の保管・管理費用など
に配分されているんだ。
ファンドの運用・管理の報酬として投資信託を保有しているあいだ信託財産から差し引かれていて、投資信託の運営に関わる会社
・運用会社:運用のための費用や報酬、法定資料作成費用など
・販売会社:販売の取扱、分配金・換金代金の支払事務費用など
・受託会社:資産の保管・管理費用など
に配分されているんだ。
そういえば、分配金が支払われるたびに"分配金のお知らせ"をもらっていました。このような費用がかかっているんですよね。
そうなんだ。ファンドによって違うけど年率0.5%~2.0%程度支払っているんだよ。間接的に支払っているから気にならないかもしれないけど、重要なコストとして頭に入れておいてほしいね。
信託報酬は毎日ファンドの資産を評価し基準価額を計算するときに費用として差し引かれているからね。
信託報酬は毎日ファンドの資産を評価し基準価額を計算するときに費用として差し引かれているからね。
なるほど、投資信託っていろいろコストがかかっているんですね。コストも理解してファンドを選ばないといけないですね。
そうだね。 信託報酬は投資信託を保有している期間中かかっていることを認識しておいてほしいね。
ただし、それだけコストがかかるってことは、手がかかっているという意味でもあるんだよ。
基準価額が上がっているファンドは、そのコスト以上に運用成果を上げているということにもなるしね。
ただし、それだけコストがかかるってことは、手がかかっているという意味でもあるんだよ。
基準価額が上がっているファンドは、そのコスト以上に運用成果を上げているということにもなるしね。
基準価額の推移もしっかり見ることが大切なんですね。
信託報酬の料率は、投資信託説明書に必ず記載されているので、確認しておきたいね。
また、保有中に貰える運用報告書に、実際にかかった費用が1万口あたり●●円というように開示されているよ。
また、保有中に貰える運用報告書に、実際にかかった費用が1万口あたり●●円というように開示されているよ。
へえー。そこまで詳しく分かれば、コストについても納得ですね。
- 今回のまとめ
- ファンドの運用・管理の報酬として、投資信託を保有しているあいだ信託財産から差し引かれ、運営に関わる会社に支払われる手数料を「信託報酬」といいます。
信託報酬は、ファンドの資産を評価し基準価額を計算するときに、費用として差し引かれています。信託報酬の料率は、投資信託説明書に記載されていますので、ぜひ確認しておきましょう。
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