投資信託にかかるコストってなんだろう?その3【換金手続き編】

こんにちは!サギン先生、よろしくお願いします。
シンタくん
シンタくん、投資信託の運用はうまくいっているかい?
サギン先生
おかげさまで、運用益も出ていてうれしいです。
シンタくん
それは良かったね。
では、もうそろそろ換金しようなんて考えているんじゃないのかな。
サギン先生
実はそうなんですよ・・・
シンタくん
それであれば、シンタくんが換金するときにかかるコストについて今日は勉強しよう。
サギン先生
先生、投資信託を換金するときも手数料がかかるのですか?
シンタくん
すべての投資信託に該当するわけではないのだけど、"解約手数料"や"信託財産留保額"がかかるファンドがあるということなんだ。
サギン先生
ファンドを購入するときにかかった"購入手数料"から想像すると、解約手数料は、解約の事務手続き等にかかる対価として販売会社に払う手数料ですか。
シンタくん
そのとおりだよ、シンタくん。
よく理解しているじゃないか。感心、感心・・・
サギン先生
先生、解約手数料はわかりますけど、もうひとつの"信託財産"・・・
シンタくん
留保額!
サギン先生
はい、その"信託財産留保額"って、耳慣れない言葉ですね。何か難しそうですね?
シンタくん
投資信託を途中で換金する場合、事務手続き以外でもコストがかかるのだよ。
信託財産留保額とは、投資信託を中途換金する際にそこに組み入れられている株式や債券の売却費用などをお客さま自身に負担してもらうことなのだよ。
サギン先生
それじゃあ、解約手数料と一緒で、そのコストは運用会社や銀行などの販売会社に払うということですか?
シンタくん
いやいや、違うんだ。
そこが、信託財産留保額がほかのコストと異なる点なんだよ。

例えば、シンタくんがあるファンドを持っていて、他の保有者がそのファンドを途中で換金しようとすると、換金してお金にするためには、ファンドの一部の資産を売却しなければならず、それには手数料などのコストが発生する。

シンタくんは、そのコストを負担したくないよね?
サギン先生
うーん。換金した人の都合で発生したコストをファンドの保有者が負担するというのは、ちょっと納得いかないですよね・・・
シンタくん
そうなんだ。そういう不公平をなくすという目的で、換金のためにかかるコストは信託財産に残して換金する、というのが信託財産留保額なのだよ。

なんていうか、立つ鳥跡を濁さず、ということだね!
サギン先生
なるほど!じゃあ、ぼくがファンドを保有している間も、他の投資家はコスト分を残しながら換金してくれていたんですね。
シンタくん
そうだよ。投資家相互の公平性を保つために設けられた制度とも言えるね。

運用する側から見ても、頻繁に解約されると安定した運用ができなくなるから、短期売買をできるだけなくして、ファンドを安定運用させるという意味もあるからね。

しかし、すべてのファンドがこの制度をとっているわけではないからファンドの投資信託説明書(交付目論見書)などでよく確認してね。
サギン先生
先生、投資信託の解約にかかるコストのことが、少しわかったような気がします!
シンタくん
今回のまとめ
投資信託を換金するときに「解約手数料」や「信託財産留保額」がかかるファンドがあります。
解約手数料は、解約の事務手続き等にかかる手数料。
信託財産保留額は、"換金のためにかかるコストを、換金する人が信託財産に残して換金する"という、投資家相互の公平性を保つために設けられた制度です。保有するファンドがこの制度をとっているかどうかは、投資信託説明書(交付目論見書)で確認することができます。

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