為替ヘッジってなんだろう?
こんにちは!サギンです。

先生、今日もよろしくお願いします。

今日は最近、投資信託で流行っている、為替ヘッジについて勉強してみよう。

先生!為替についてはわかりますが、ヘッジってなんですか?

いい質問だね。ヘッジというのは、リスクを減少させるためにとられる行動のことだよ。そして為替ヘッジは、外貨建資産へ投資する場合に、為替相場の変動による差損を回避するため、外国為替の売予約、先物取引等を利用することによって、為替変動リスクを回避することをいうんだ。

為替相場を予想するのは難しいし、為替リスクを負わないで日本より高い金利の国に投資できたらいいんですね。

そうとも言えないよ。為替ヘッジには、ヘッジコストがかかるんだ。

へー。それじゃ、高い金利の国に投資してもコストがかかったら意味ないですね。

そういうことだよ。そこまで考えて投資する必要があるね!
それでは、ヘッジコストについて説明しよう。
それでは、ヘッジコストについて説明しよう。

お願いします。

ヘッジコストとは、為替ヘッジを行う通貨の金利と円の金利の差で、米国ドル建ての資産に対して為替ヘッジを行う場合、日米の金利差がヘッジコストとなるんだ。

そうなんですね。

たとえば為替が1米ドル=100円だとして、1年の円金利が1%、米ドルの金利が3%だとすれば、1年後の為替レートの予約は1米ドル≒98.06円で現在の為替レートと為替予約水準の差1米ドル≒1.94円(約2%)が為替ヘッジコストなんだよ。

先生!僕、為替ヘッジする投資信託について調べてみます。

- 今回のまとめ
- 為替ヘッジ:外貨建資産へ投資する場合に、為替相場の変動による差損を回避するため、外国為替の売予約、先物取引等を利用することによって、為替変動リスクを回避すること。
為替ヘッジには、ヘッジコスト(為替ヘッジを行う通貨の金利と円の金利の差)がかかるため、そこを踏まえて投資する必要があります。
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