売り建てってなんだろう?

こんにちは!サギンです。
サギン先生
こんにちは!先生、よろしくお願いします。
先生、保有している投資信託の基準価額を毎日見てるんですが・・
市場が下がるとどうしても、基準価額が下がるのでいい方法は無いですか?
シンタくん
そうだね。一般に投資信託が投資対象としているものには、現物取引が多く、市場が下落すれば損失となる。
しかし、売り建て取引を使うことで、市場変動の影響を受けにくくし、安定的な収益の確保を目指す手法もあるんだよ。
サギン先生
そうなんですか。先生、是非教えてほしいです!
シンタくん
非市場型投資という運用手法を使っているんだ。
サギン先生
非市場型投資ですか?
シンタくん
非市場型投資の運用手法のひとつに「売り建て」を活用する手法があるよ。
サギン先生
売り建てですか??
シンタくん
売り建てとは、値上がりではなく値下がりで利益となる取引のこと。
将来的に値下がりすると判断した投資対象を売って、値下がりした時点で買って収益を上げる投資手法なんだ。
投資にあたって、資産を買うだけではなく、売り建てを組み合わせることで、市場の上昇だけではなく、市場の下落も収益機会とすることができるんだよ。
サギン先生
資産が値下がりして収益があがるのは、いいですね。
シンタくん
この話には続きがあって、売り建ては市場の下落を収益機会とすることができる一方で、予想に反して市場が上昇した場合は、損失の発生となるんだ。
サギン先生
市場が上昇して投資信託の保有資産が値上がりしても、売り建ての損失に足を引っ張られてしまいますね。
シンタくん
売り建てにもデメリットがあることに注意する必要があるね。
他に、市場の変動が高まり上昇・下落が大きくなるような局面では、投資金額を小さくすることで市場の変動の影響を小さくすることができるんだよ。
サギン先生
そうなんですね。先が見通せないときは無理をしないということですね。
シンタくん
よく分かっているね。
どの投資信託を保有するか?選定にあたっては、いろいろなファンドの特徴があるのでこういった、非市場型のファンドを保有するのも将来の資産形成にはいいんじゃないかなぁ。
サギン先生
先生、今日は売り建てが分かってよかったです。銀行に行って、売り建てを活用した投資信託を聞いてみます。
シンタくん
今回のまとめ
売り建てとは、将来的に値下がりすると判断した投資対象を売って、値下がりした時点で買って収益を上げる投資手法のこと。
予想に反して市場が上昇した場合は、損失の発生となるデメリットがあります。

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