毎月分配型と1年決算型の違いは?

こんにちは!シンタくん。
サギン先生
こんにちは!サギン先生、今日もよろしくお願いします!
シンタくん
ところで、先生。最近『1年決算型』というファンドをよく見かけるんですが・・・
シンタくん
いい質問だね。
では、シンタくん、今日は『毎月分配型』と『1年決算型』の違いについて勉強しよう!!
サギン先生
先生、毎月分配型と1年決算型どちらを選んだ方がいいんですか?
シンタくん
答えは簡単だよ。
分配金を受け取りたいのか?受取る必要がないのか?
そう、生活スタイルに合わせて選べばいいんだよ。
サギン先生
そうであれば、うーん。
ぼくは、将来の資産形成として運用したいので、すぐに受取らない方がいいかな。
シンタくん
シンタくん、運用効率で考えるとそれは正しいね。
分配を行わないタイプは運用益が複利で運用されるため資産のプラス効果が大きくなり、資産の成長面で運用効率がいいと言えるね。
サギン先生
そうなんですね!
シンタくん
それとね、課税口座で運用する場合は、決算の頻度によって、課税の回数も増えるのでこの点を考えても1年決算型の方が有利になるね。
サギン先生
なるほど、そうなると毎月定期的に分配金が入るのが楽しみ!と思われている方が多いと思いますが、運用効率で考えると、1年決算型も魅力的なファンドなのですね。
シンタくん
そうなんだ、シンタくん。つまりは
毎月分配金を受け取りたいのか?運用効率を上げるために決算回数の少ないファンドを選択するのか?購入する際に十分検討する必要があるということだね。
サギン先生
はい、わかりました。
シンタくん
また、検討する際には投資信託説明書(交付目論見書)に書かれている『分配方針』と『分配の推移』をしっかり確認しておきたいね。
サギン先生
先生。では、これをNISAで運用した場合はどうなりますか?
シンタくん
シンタくん、またまた、いい質問だね!
NISAを利用する場合、利益がでてはじめて非課税の恩恵を受けるよね。
サギン先生
はい。
シンタくん
ただし、毎月分配型ファンドの場合、1ヶ月の運用期間中に得られた収益以上に分配を出す場合があるのだが、この元本払戻金、いわゆる特別分配金といわれているものはもともと非課税なのだよ。
サギン先生
そうすると、NISAの恩恵を受けないということですか?
シンタくん
そう、その通り。だんだんわかってきたね。
サギン先生
なるほど。
自分の生活スタイルに合わせて投資を考えることが大事なのですね。
つまりは、投資は生活の一部ということですね。勉強になりました。
シンタくん
今回のまとめ
投資をする場合は、分配金を受け取りたいのか?分配金を受取らずに資産を成長させるのか?自分のライフスタイルに合わせた投資を考えることが大事です。
「毎月分配型」は、分配金を受け取れる楽しみがあります。
「1年決算型」は、運用益が複利で運用されるため資産の運用効率が良い点が魅力です。

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