インデックス運用・アクティブ運用、どちらを目指す?

こんにちは!先生。
シンタくん
これから資産運用を考えるなら、資産運用のプロに運用を任せる投資信託から勉強したほうがいいと僕は思います!
シンタくん
投資信託はプロが運用してくれるし、必要なコストも明確だし、それに少額から投資が経験できるところは、これから資産運用を始めたい人にはぴったりだと思うよ。
サギン先生
運用方針もきちんと決められているから、初心者にもわかりやすいですよね。
シンタくん
その通り!

運用のプロにお任せ、といっても、彼らが好き勝手に運用しているわけではないからね。

ファンド毎に『投資方針』として、運用手法や対象、組入れ比率等の条件が決められていて、目論見書でも確認できるしね。
サギン先生
僕も、前に目論見書の投資方針で

『日経平均株価(日経225)に連動する投資効果を目指して運用します。』

という表示を見て、日経平均なら毎日の変化もわかりやすいなぁ、と思いました。
シンタくん
日経平均株価に連動する投資効果を目指す、とは日経平均株価という日本の株価の指標(インデックス)を市場平均とし、市場平均と同様の利益を出すことを目指す、ということだね。

このような運用手法は、『インデックス運用』と呼ばれているよ。
サギン先生
なるほど。インデックスに連動するから『インデックス運用』ですね!
シンタくん
うん。

『インデックス運用』は、株式や債券などの市場において、市場全体の動きを示す基準となる指数の値動きに連動した運用成果を目指した運用をするから、初心者にはわかりやすいよね。
サギン先生
そうですね。
シンタくん
ところでシンタくん、日経平均以外にどんなインデックスがあったか覚えているかな?
サギン先生
はい!

国内株式のTOPIX(東証株価指数)や、JPX日経400ですね。

JPX日経400ってなんだろう?
シンタくん
さすがシンタくん。

他にも不動産投資信託の東証REIT指数、米国株式のNYダウなど、いろいろ種類があるよ。

らくらくe投信でもインデックスファンドを取扱っているから調べてみるといいよ。
サギン先生
はい、わかりました!
シンタくん
運用手法の話の続きだけど、もう一つ、『アクティブ運用』というものがあるのは聞いたことがあるかな?
サギン先生
名前の通り、積極的な運用ということですか?
なんだか、大きな収益が見込めそうですね。
シンタくん
うん、『アクティブ運用』とは、市場平均を上回る運用成績をあげることを目指した運用手法のことをいうから、目標通りうまく運用できれば、そうなるね。

でも、資産運用のプロでも運用がうまくいかない場合もあるから、市場平均を下回ることもあるよ。
サギン先生
そうなんですか・・・。
シンタくん
それと、アクティブ運用は、投資する銘柄を調査したり、収益を上げるために積極的に売買を多く繰り返したりするから、インデックス運用に比べるとコストが高くなる場合が多いんだ。
サギン先生
そうかぁ。そういえば、インデックス運用のファンドは、販売手数料が無料のものなんかもありますね。
シンタくん
インデックスに連動する運用ということは、そのインデックスと同じように銘柄を組み合わせて購入すれば良いということだね。

だから、銘柄を調査して選択する必要がなくて、コンピューターに任せて運用することもできるから人件費も抑えられるんだ。

それに、インデックス銘柄はそんなに変更されないから、売買(費用)も少なくて済むね。
サギン先生
なるほど、それぞれに特徴があるんですね。僕はどっちを目指そうかな・・・。

新社会人にも自分が目指す方向を決めて、ファンドを選ぶことを教えてあげたいです!
シンタくん
今回のまとめ
投資信託には2種類の代表的な運用手法があり、その1つ「インデックス運用」は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった指数の値動きに連動した運用成果を目指すものです。 もう1つの「アクティブ運用」は、市場平均を上回る運用成績をあげることを目指すものです。 ファンドを購入する際は、インデックス運用、アクティブ運用のどちらが適しているのか、投資の方向性を決めたうえで銘柄を選ぶとよいでしょう。

お問い合わせ・ご相談

さぎん窓口

お問い合わせ・ご相談は、お近くの窓口へご連絡ください。
来店予約やご相談受付フォームもご活用いただけます。