手持ちのファンドを見直してみよう

おっ、シンタくん。どうしたんだね、浮かない顔して。
サギン先生
サギン先生、こんにちは。
実は、迷っていることがあるんです。
シンタくん
おやおや、いったいどうしたんだね?
サギン先生
今、いくつかファンドを持っているんですけど、
このまま持っていていいのか、
それとも買い替えたほうがいいのか、よくわからなくて...。
シンタくん
投資信託や株式、債券などの将来の値動きは予測できないし、投資環境は日々変化していくからね。

定期的に見直すことはとても大切なことだから、今日は、見直しのポイントを考えてみよう。
サギン先生
お願いします。
僕は、ファンドが値下がりすると心配になるので、そういう時にどう考えたらいいのか、知りたいです。
シンタくん
そうであれば、見直すきっかけとして、定期的に送られてくる取引残高報告書で保有ファンドの成績を確認するのもいいと思うよ。
サギン先生
でも、ファンド毎にリスクの大きさは違うから、値下がりしたからといって、そのファンドをすぐに買い換えた方が良いわけではないですよね。
シンタくん
その通りだよ。シンタくん。それぞれのファンドを理解して判断する必要があるね
それと、値下がりした時にどこまでなら許容できるか、ということも自分なりに考えておけるといいね。
サギン先生
そうか、今まで勉強したことを組み合わせて考えればいいんですね!
シンタくん
そうそう。これまで勉強してきたことから、

(1)商品についてよく知ること。
(2)商品の運用実績を確認すること。
(3)自分のリスク許容度を具体化して、
 ファンドを評価する判断基準を考えておくこと。


こういうところをポイントにして、考えることができるといいね。
サギン先生
まず、商品については、目論見書で確認できますね。
運用実績は、取引残高報告書もあるけど、運用レポートも役立ちそうです。

自分のリスク許容度は...。
ファンドのリスクから、考えることができそうな気がします。
シンタくん
ファンドを購入する時に目論見書は確認したと思うけど、値下がりした時などは、あせらず、もう一度、投資目的や投資リスクなどを確認してごらん。

このままでいいかどうか? 考えるのに役立つ情報が記載されているからね。
サギン先生
思い出してきました。目論見書には、ファンドの目的や特色などが詳しく書かれているので、ファンドを比較したり、見直しする時にも活用できますね!
シンタくん
それじゃあ、次回は"目論見書"の見方とか、他のポイントについても、もう少し、詳しく勉強してみようか?
サギン先生
そうですね!もっと詳しく知りたいです。
よろしくお願いします!
シンタくん
今回のまとめ
将来の値動きは予測不可能で、投資環境も日々変化していくので、持っているファンドを定期的に見直すことはとても大切なこと。商品の運用実績の確認には、定期的に送られてくる取引残高報告書と運用レポートが役立ちます。値下がりした時などは、商品の基本情報や投資目的、投資リスクなどを、目論見書で再確認し、自分のリスク許容度を考えながら判断するとよいでしょう。

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