上場支援
佐賀銀行は、2024年3月に東京証券取引所が運営するプロ向け市場「TOKYO PRO Market」への上場を支援する「J-Adviser」資格を取得しました。「J-Adviser」は、東証から特定業務の委託を受け、上場前の上場適格性の調査確認や上場後の適時開示の助言・指導、上場維持要件の適合状況の調査確認等を実施します。
2024年8月には、同様に福岡証券取引所が運営する「Fukuoka PRO Market」における「F-Adviser」資格を取得しております。
当行は、「J-Adviser」および「F-Adviser」として、東証「TOKYO PRO Market」および福証「Fukuoka PRO Market」への株式上場意向を持つ事業者さまに対し、上場に向けた内部体制整備等に関する支援を行うことで、株式上場準備の初期段階から上場後についてもお手伝いします。
「TOKYO PRO Market」、「Fukuoka PRO Market」とは
市場で株式の買い付けができる投資家を「プロ投資家」(特定投資家)に限定することで、株主数や流通株式比率、利益額といった数値基準がなく、柔軟なガバナンス設計による上場が可能な株式市場です。
上場により、知名度や信用力の向上、優秀な人材の確保、社内管理体制の整備といった様々な効果が期待できるため、地方の中堅・中小企業の皆さまの成長戦略として注目され、近年新規上場企業数が増加傾向にあります。
株式上場のメリット
信用力・知名度の向上
上場会社は、上場審査基準をクリアしたことで信用力がアップし、多くの投資家や経営者から注目を集めることで、信用力・知名度の向上、お取引先からの信用力アップ、県外進出・海外展開等にも役立つことが期待できます。
社内体制の強化
上場する際には、上場会社としてふさわしい経営・社内体制が求められ、厳しい上場適格性要件を充たす必要があり、上場準備及び上場を維持していく中で社内管理体制が強化されます。
人材採用における優位性の確保
上場会社は、信用力や知名度が高くなり、優秀な人材を確保しやすくなります。また、労働環境の整備等や上場会社の従業員であるということを通じて、従業員の士気・モチベーションの向上という効果も期待でき、生産性の向上にもつながります。
資金調達力の向上
上場することによって、株式市場からの資金調達が可能になることに加え、金融機関からの信用力も上がり、円滑な資金調達が可能になります。
サービス内容
上場支援業務
東証「TOKYO PRO Market」および福証「Fukuoka PRO Market」への上場を目指す事業者さまへ、J-AdviserおよびF-Adviserとして上場に向けた内部体制の整備から上場後の上場適格性の維持や適時開示等に関するサポートを行っております。
診断サービス
上場に向けた現状把握・課題抽出等の診断サービスの提供を行っております。
サポート機関のご紹介 など
事業者さまの要望に応じてその他外部サポート機関のご紹介を行っております。